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保険の見直しって、家族構成が変わらなくっても必要?

保険は家族構成に変化の無い場合でも見直しは必要でしょうか?
必要な場合、どのくらいの頻度で見直せばよいのでしょうか?

保険
2017/09/25
85

A回答

高杉 雅紀子

高杉 雅紀子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

AFP

住宅ローンアドバイザー

このFPさん
について

保険の見直しは、結婚や出産など家族構成が変化した時期だけ必要なわけではありません。
結婚したとき、子どもが産まれたとき、家を購入したとき、転職したとき、家族が働きだしたとき、離婚または配偶者がいなくなったとき、保険料が負担になったとき、保険の更新時期となったときなども、保険を見直す時期です。

それでは詳しく紹介していきましょう。

1.家を購入したとき

家を購入したときは、大半の方が住宅ローンを組みます。
その際団体信用生命保険に加入していれば、返済中に契約者が亡くなった場合に、残債は団体信用生命保険から支払われるため、以降の返済がいらなくなります。ですから、生命保険の保障額に住居費が入っている場合は、その分減額してよいのです。
しかし、団体信用生命保険に加入しない場合は、借入額に応じて生命保険を増額する必要性もあり得ます。

2.転職したとき

会社員から自営業に転職という場合、公的な社会保障が少なくなってしまいます。ですから、その分生命保険に加入する必要があります。
反対に、自営業者から会社員になった場合は受けられる社会保障が手厚くなるので、保険を減額できる可能性もあるのです。

3.家族(配偶者や子ども)が働きだしたとき

家族構成は変わりませんが、子どもが働きはじめれば子どもを養う必要はなくなり、専業主婦(夫)だった配偶者が働きだせば今後必要になる保障額がさがります。
扶養する人数が減れば、保険も減額できます。なぜならご自身が亡くなった時に経済的に困る人が減ることになるから。
保険は経済的に困る人にお金を残すもの。家族が経済的に自立すれば、保険を減額してよいのです。

4.保険料が負担になったとき

保険料が負担になったときは、安い保険料のものに乗り換えたり、保障を減らすなどの見直しを。
もしかしたら気がつかない間に保障が重複しているなんてことも。ご自分の適正な保険を確認すると保険料を削減できるかもしれません。
最近では、ネット上で簡単に保険料の見積もりがとれるので、チェックしてみるといいですね。

5.保険の更新がきたとき

定期保険といった満期や更新時期がある保険にてその時期を迎えた場合も見直しチャンスです。
更新までの10年や15年、20年といった期間には、家族の構成が変わらなくても、子どもが成長したり転職していたりと生活が変化していることが考えられます。


このように、保険を見直す時期は、家族構成が変化する時期だけではないのです。
見直す頻度は、個々異なりますが上記のような家族の生活において変化したときに見直ししてみてください。

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