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おカネレコユーザー12

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家計

大学生の奨学金制度について制度の仕組みと、他に何か良いお金の捻出方法を教えて下さい。

大学生の奨学金制度と聞きますが、子供が借金をかかえるのと同じと言われました。
制度の仕組みと、他に何か良いお金の捻出方法を教えて下さい。

節約術
2017/06/01
98

A回答

合田菜実子

合田菜実子

1級ファイナンシャル・プランニング技能士

CFP

年金アドバイザー, キャリアコンサルタント(国家資格), キャリアカウンセラー(JCDA), 心理カウンセラー(日本メンタルヘルス協会)

このFPさん
について

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの合田です。お子さまの「奨学金」に関するご相談ですね。
最近は、大学生の半数以上がなんらかの奨学金を利用して進学していますが、一口に「奨学金」といっても、いくつかの種類があります。最も利用者数が多い奨学金制度は、「日本学生支援機構の奨学金」ですが、その他にも、地方公共団体が行っている奨学金など4種類あります。(表1)

①いろんな奨学金制度

☆奨学金の種類(表1)

  1. 学生支援機構の奨学金制度 貸与型
    ・第1種(利息無し)第2種(利息有り)
    ・給付型(平成30年度進学者から本格実施予定)
    ※住民税非課税世帯、各学校からの推薦が必要 
  2. 地方公共団体の奨学金
    貸与型・給付型など都道府県や市区町村によってさまざま
  3. 民間育英団体・企業が行う奨学金 貸与型・給付型
    あしなが育英奨学金・新聞奨学生・公益財団 や民間企業が独自に設けている奨学金など
  4. 大学・短大・専門学校等
    学校独自の奨学金 貸与型・免除型・給付型など、学校によって異なる。
    家計基準や成績などによって該当者が判定
    私立大学等では地方出身者に限定した奨学金制度等もあり。

  5. 受け取り方としても、返済が必要な「貸与型」以外に、返済の必要がない「給付型」、入学金や授業用を免除してもらえる「免除型」があります。返済の必要がない「給付型」や「免除型」は、「貸与型」に比べ一般的に条件が厳しくなっております。
    新しく、日本学生支援機構の「給付型奨学金」が創設されたことが話題になっていますが、対象人数も各学年2万人までと限定されており、家計基準や、学力・資質を考慮して対象者を選ぶためかなり狭き門となりそうです。

     4.「お子様が進学を希望される、大学・短大・専門学校等、学校独自の奨学金」については、しっかりチェックされることをお勧めします。「給付型」「免除型」奨学金の受給条件に該当するものがあれば申請を検討されるとよいですね。

    例えば、将来のなりたい職業が看護師ならば、専門学校に通って看護師資格を取得した後、指定された病院で一定期間働くことを条件に、奨学金を免除、または減額してもらえる「病院奨学金制度」を利用できる可能性があります。

    ②貸与型奨学金の返済方法

    「奨学金」は「学びを奨めるお金」という文字通り、学生さんが一生懸命学ぶことを応援するお金のことです。中でも「貸与型奨学金」は、学生さん自身が卒業後に自分で収入を得て返済していかなければならないもので、おっしゃる通り「お子様の借入金」となります。
    支援機構の貸与型奨学金の場合、返済は3月卒業ならば半年後の10月から始まり、通常、15年?20年間かけて返していきます。大卒ですと38歳?43歳頃まで毎月毎月返済するイメージです。もちろん、まとまったお金があれば「繰上げ返済」をすることも可能です。長期に渡って返済し続けないといけないものですので、「みんなが借りているから大丈夫」という感覚で、気軽に借りてしまうのは危険です。
    将来、「しっかり稼ぐ力を身につけて、自分で返済していく」という強い意志をもって利用することが大事です。

    ☆最後にアドバイス

     その他の捻出方法として、月並みな話ではありますが、まずは「家計の支出を見直し」の実践をお勧めします。特に削減効果が高いのは、毎月決まって出ていく「固定費の支出の見直し」です。例えば、「住宅ローンの借り換え」、「生命保険」や「通信費」の見直しなどは、1度やってみるだけで毎月の支出を大幅に減らせる可能性があります。 家族全員の携帯電話を大手通信会社から格安スマホに切り替えただけで、家計ベースで月の支出を1万円以上削減できた例もあります。

     今、お子さまの進学費用を捻出することは大切ですが、教育費負担が終わった後の「ご夫婦のセカンドライフにかかるお金」を準備することも大事です。
    「将来に渡ってのお金の流れ」を把握し、家計支出を見直したうえで奨学金を活用すべきかを検討し、ご家族が幸せに暮らしていけるライフプランを描いてくださいね。

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